おはようございます。
こんにちは・こんばんわ
日東防疫㈱広島営業所の浜松です。
蒸し暑い日が続いておりますが皆さまいかがでしょうか?
東の方では物凄く雨が降っていて土石流で大変な被害が出ているようです。
ニュースで見ていると数年前の広島での水害を思い出されます。
あの時は私も含め広島スタッフみんなで水害に巻き込まれて帰れなくなりました。
あの時は、本当に死というものを感じた瞬間でしたね。スタッフの一人が「助かることだけを考えましょう!!」といったときは本当にその通りと思ったものです。
自然の力は本当に巨大で怖いですね。
そんな自然のことでも私たちが関わる一番の自然派やはり生き物ですね。
今回は、シロアリについて~
シロアリは湿気た木材を食べてしまいます。
シロアリと言っても数種類居て広島にいる主なシロアリはヤマトシロアリというものです。
五月ごろに羽ありが一斉に飛びだつので被害に気付かれる方が多いのも特徴の一つです。
また、しっけた床下の被害が主なのも特徴ですね。
しかし、もっと怖いシロアリがいるのです。
中国地方はあまり多くはないのですが沿岸地域はいるようですが少し前から猛威を振るっているのがイエシロアリと言う種ですね。
この時期に羽ありが出るとかなり疑わしいです。
イエシロアリがなぜ怖いのかというと乾いた木材でも自ら水分を運んで木材を湿らせて食害していくのです。
シロアリと言ったら湿気た床下が主ですがこのイエシロアリは先ほどもお伝えしたように自分で水分を運んで湿らせながら被害を拡大していきますので天井裏などお家全体食べてしまいます。
これは本当に大げさではなくて一階の天井裏や二階の天井裏や壁の中などいたるところを食べてしまいます。
上の写真は1階の天井裏のイエシロアリ被害の写真です。
大きな柱の間に多くの砂が見えると思いますがこれはすべてイエシロアリの蟻道でイエシロアリが砂を運んで道を作っているのです。
気づくのが遅くなって被害がお家全体に広がると本当に大事になり壁や天井板を剥いで処理しないといけなくなります。
施工面積が平面ではなく立体的になるためにとても広くなり施工費用もかなり掛かりますし壁や天井板を取って確認しながら施工しないといけないので復旧にも費用が掛かります。
このイエシロアリは私たちの本社がある大分県別府市は温泉による地熱が年中ありますのでシロアリ被害が半端ありません。
今現在もイエシロアリの被害がものすごく出ていてご相談のお問い合わせが多くあります。
広島があまりイエシロアリ被害がありませんので本社に応援施工に伺いながら施工技術の向上を行っております。
私たちのお仕事は当然知識は必要ですが経験はもっと必要となります。
シロアリ施工の知識や技術はもとよりイタチ・テン類やコウモリ類などの知識や経験も日々多く積み重ねながら頑張っております。
安心・安全にしっかりとした技術で対処できるように7月も頑張っていきます。
早く梅雨が終わればいいのですがもう少しぐずつきそうですね。