シロアリ被害とは、家屋の木材を侵食しボロボロにします。
床が柔らかくなったり沈んだり、最悪の場合、家が傾いたり倒壊する恐れが出ることになります。
主に水気や湿気の多い水回りに生息していることが多く、
浴室や台所、トイレなどに被害が出やすくなります。
普段の生活で床下に入りチェックすることはありませんので
被害が出てから気付くようになります。
そこでシロアリの予防を定期的に行うことで
被害を未然に防ぐことができます。
作業としては、持続性のある薬剤を木材に圧入(浸透)させ、
地面に散布してシロアリが外部から来た時に殺虫し生息させないようにします。
ちなみに床下がコンクリートで固められている状態でもシロアリは生息が可能です。
コンクリートの下の土からわずかな亀裂や継ぎ目を通り、侵入してきます。
予防に関しては、年数が経過すると効力が低下してきますので定期的に行う必要があります。
それから、現在の薬剤は人や環境にやさしい種類の薬品を使用します。
シロアリの予防を一度もされていない家や、
前回の予防から5年以上経過した家は特に注意が必要です。