おはようございます。
令和4年11月4日金曜日 担当の平盛です。
農業をされている方が利用されるホームセンターで、店員さんに畑を荒らされるという相談が入ると伺いました。
シカ・イノシシなどの大きい動物からタヌキやアナグマなどの小型動物まで色々出ているようです。
建物内、特に床下などに侵入する動物であれば入れないようにする防護対策が必要です。
日本建築の縁側などは床下へ通じる空間が広く、廊下沿いに柵などの仕切りがない造りがほとんどで、野生動物の侵入は容易にできる状態。
地面もコンクリートではなく土のままなので、動物がフンをする事も現場でよく見かけます。
調査で伺った際は、概ね害虫が発生していて悪臭も充満している事が多く、地面に穴を掘ったりと問題を起こしている上に、動物についているダニやノミもいて、放置しておくと健康被害にも繋がりそうです。
対策で柵を設けるのも有効ですが、ただ置くだけではダメです。
過去の現場では積み重ねたコンクリートブロックを動かしてまで入っている事もありました。
すごい力があるな、と感じながらも地面を掘って入ることを考慮して柵は地表だけでなく地中まで固める施工を行います。
相手も動物なので警戒もしますし考えてきます。動物の種類は同じでも対策はすべて変わり、知恵比べをしているようです。
結果を出すためにすごく考えますが、それも経験の積み重ねとなって次に生かせそうです。