日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

広島県 現在被害が増加しているトコジラミについて①

おはようございます。

12月4日月曜日担当の亀山です。

本日は、最近被害件数の増えているトコジラミ(南京虫)について紹介します。

まず、見た目ですが、大きさは5mmから8mmほどの大きさで、ダニなどと違いしっかりと視認することができる大きさです。
色は、茶褐色で、腹が平べったい形をしており、吸血すると腹部が大きくなり、赤黒くなります。
また、名前にシラミとつきますが、実はカメムシの仲間です。

生態としましては、基本的に暖かい場所を好み、夜行性で昼間はカーテンの隙間や、布団、畳の隙間、壁の隙間といった、基本的に隙間のような場所に潜んでいます。

8月から9月の暖かい時期に、活発になりますが、0度から10度の気温でも生存することが確認されているため、ある程度の寒さに耐えられることがわかります。

基本的には、寒い場所は苦手ではありますが、上記の通り、少し耐性があり、活動量こそ低下はするのですが、暖房などがついている場所では冬場などでも活動するため、年中注意が必要となります。

そして、夜間になると寝ている人を吸血します。
肌の露出している部分を吸血しやすいとされています。

トコジラミがいる場所には血糞と呼ばれる、黒い小さな粒のようなが落ちていたり、たくさんいる場合は死骸や卵が確認されます。
発生してしまい、たくさんいる場合には見つけやすいですが、少ししか生息していない場合には見つけるのが難しく、もし、トコジラミがいるかもしれないと感じたら、上記に書きました、生息場所などを探してみると見つかるかもしれません。

吸血された場合は、個人差があるようですが、アレルギー反応が出て、吸血された部分が赤く腫れたり、かゆくなったり、発熱が発生したりなどの症状があります。
何も症状が出ない人もいるようです。

そして、繁殖力も高く、交尾後、一日に5から6個の卵を産み、その卵は一週間ほどで孵化し、成虫になるまで大体1から3カ月ほどです。
そのため、持ち込まれた1匹が、3カ月ほどで、10匹ぐらいとなり、一年ほど放置すると、大変な数になってしまいます。

本日紹介しました、トコジラミに限らず、その他害虫、害獣の駆除、防除などを承っております。
お困りの際はいつでもご相談ください。

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