おはようございます!広島営業所の小川です!
先日出張先の香川で食べた「うどん」が素敵に美味しかったです。うどん県とPRしているだけに力入ってマス!
訪問先のお客様は、香川には何にもないとおっしゃってましたが;
さて、前回に引き続きタバコシバンムシの話です。
今回はタバコシバンムシに寄生する虫について。
タバコシバンムシが畳や乾燥食品等で大量発生してしまった場合、タバコシバンムシ自体による食害の他に寄生虫による二次被害が怖いのです。食害自体は身体に直接の影響があるわけではありません。しかし、この寄生虫による被害は身体への影響があるのです。
名前の通りアリ型のハチなのです。
この種は寄生バチの一種です。雌は体長約2mm、雄は1.5mm。赤褐色で光沢があります。
タバコシバンムシや、同種のザンシバンムシの幼虫に寄生します。
少し話が逸れますが、ハチって色々なものに寄生する種がいることをご存じでしょうか。
モンシロチョウやアゲハチョウ等の蝶々に寄生するもの、クモに寄生するもの、なんとゴキブリに寄生するものまでいます!
幼虫や成虫に寄生し、頃合いをみて宿主を食い破る・・・。怖いですね。恐ろしいですね。
さて、このタバコシバンムシに寄生するアリガタバチ。どんな身体被害があるのかというと、刺します。刺されると痛痒くなります。
吸血をする種ではないので、人に接触をした時に抵抗して刺します。オスは刺しません。メスだけに針があり刺します。
夜間に人を刺すことが主なので、寝ている時に肌を露出していると刺されることが多いようです。
刺した痕は特徴的で、1mmから3mmの範囲で皮膚を食い破ったような痕になります。興味のある方は傷跡はインターネットで調べてみてください!刺し痕が、蚊でもないしダニでもないようで、何に刺されたのかなーと不思議に思われたら一度アリガタバチを疑ってみてください。
今日はこの辺りで!次回からは対処法です!それでは!