おはようございます!広島営業所の小川です。
今回は一部の方以外にはあまり耳慣れない害虫
ミツバチヘギイタダニ についてお話します。
この変わった形をした虫、名前の通りダニなのですが
ミツバチに寄生する変わったダニです
雌の成体(親)は、体長約2ミリの楕円形で褐色。雄は体長1ミリの円形で乳白色をしています。
ミツバチの幼虫が大きくなったときに、雌の親ダニが働き蜂に見つからないように巣房に侵入します。
やがてその巣房に蓋がかけられ閉鎖空間になると、雌ダニがミツバチの前蛹(ぜんよう)(幼虫と蛹(さなぎ)の間の時期)から体液を吸い、産卵を行います。
卵から孵った複数の子ダニは親ダニの保護のもとで育ち、1週間ほどで子ダニから親ダニになり、交尾をします。
やがてミツバチが成虫になり巣房の蓋を開けて出てくるときに、ミツバチの体に便乗して外に出てきます。そして、違う巣房に寄生し、この繁殖行動を繰り返すことで爆発的に増加してしまいます。
今回はこのあたりで。
次回はこのダニが引き起こす被害について!