天井で走り回る音がするという依頼があり、調査に伺ってきました。
1階の天井裏ですが、日本家屋で断熱材が敷かれていない箇所です。
ここを小動物が走れば相当大きな音がします。
調査を続けていくと、
比較的にしっかりした構造で隙間は少ないのですが
かど部分に光が差し込み空洞があります。
この箇所は、日本家屋の場合ほぼ閉じられていない所で
侵入被害のある現場のポイントの1つになっています。
また、侵入口の近くでフンもしていました。
侵入をしていたのはイタチのようです。
このわずかな量でもケモノのニオイがします。
天井板にシミはなく室内にニオイは下りてきていませんでしたが
被害が増加します。
聞こえてくる音にも違いがあります。
後、木造住宅であれば、木の伸縮などで起きる
家鳴りというのもあります。
動物の侵入被害があった現場では音に非常に敏感になっておられ、
工事完了後もこの家鳴りが動物の仕業と思われる方もいます。
話は戻りますが、天井の足音に加え
庭や家の付近でイタチなどを見かけたら注意してみてください。