梅雨に入りましたが野山に出かける事も多くなる時期です。
そこで気を付けたいのがスズメバチ。
特にオオスズメバチは樹木や地中に巣を作り活動します。
巣を発見するのが難しく、気がつかないで巣に接近してしまう事が多く
うっかり巣の上を踏んで攻撃される場合があります。
その時は大群で攻撃してくるので逃げるのは困難になります。
その大きさは女王バチで40~45mm、働きバチでも30~40mmになります。
巣に気付かず不用意に近づくと、スズメバチの大群に集中的に襲われてします。
巣は倒木や地面などの閉鎖空間に作られます。
強烈な毒をもち、攻撃性も非常に高いことから十分な注意が必要です。
また、オオスズメバチは縄張り意識が強く、
巣の周辺だけでなく樹液などの餌場でも
威嚇行動や攻撃を仕掛けてくることがあります。
個体や種類、環境によって違いはありますが、春5月上旬頃から営巣を開始します。
最初は女王バチ一匹だけで巣を作り、働きバチ(メス)の卵を産みます。
働きバチが羽化するのが6月~7月で、それ以降急速に巣を拡大しながら個体数を増やしていきます。
そして9月中旬~10月中旬にかけて交尾の時期を迎え攻撃的になります。
蜂の巣を見かけても自分で駆除するのはとても危険なので
やめておきましょう。