おはようございます。
日東防疫広島営業所の釜田です。
まだまだ害獣については勉強中の事も多い私です。
冬のイタチは冬眠しない、コウモリは冬眠することが多い、では、ハチは…?
ということで、夏に被害が急増するスズメバチ、冬はどうしているのかというと、
女王バチ以外は死んでしまっているんですね。
女王バチだけが、自分の巣ではなく、倒木や土の中などで冬眠し、越冬できるんです。
冬のスズメバチの巣は、空っぽなんですね。
そして、春になり、冬眠から目覚めると新たな巣を作るため飛び立つわけですが、
昨年と同じ所に巣を作ることもあるようなので、
冬場になり、木々の葉が落ちてスズメバチの空の巣があることに気づいた場合などは、
またスズメバチがやってきて巣を作る可能性があるので要注意です。
アシナガバチも、越冬するのは女王バチだけなので、冬場、見かけなくなります。
ちなみに、ミツバチは巣の中で身を寄せ合い、温度を保ち、越冬するようです。
習性を知っておくことが、対処の第一歩かな、という気がします。