おはようございます。
日東防疫㈱広島営業所の浜松です。
梅雨空が終盤を迎えておりますが私がいる広島も九州程ではありませんが2年前を思い出される状況がちょくちょく起こっております。
自然の力は本当に強大です。
私たち日東防疫が相手にしているのも自然相手です。
常にこれをやっていれば良いと言う事が何一つないのがこの分野でのお仕事の難しい所でもありますがやりがいのある所でもあります。
今の時期はコウモリもそうです。
お家に住み着く代表的なコウモリはアブラコウモリ(通称:イエコウモリ)ですがとても小型なコウモリで1センチあるか無いかの隙間からお家の中に侵入してきます。
しかも厄介なのがお家の中に侵入していても天井裏など人が見える範囲までの軒先の隙間や壁の内部にとどまる為、状況が本当にひどくならないと天井裏からの見える範囲では被害状況が確認できません。
良く工務店の方などが天井裏をチェックしたが「フンなどの形跡がないので侵入していない」と言われたとたまに伺いますが実は間違いなことが多いですね。
人が見えるところに被害が確認できる状況はかなり深刻になっている状況です。
見えないところに侵入して留まりじわじわ増えていく厄介なコウモリ
対処としては簡単に言ってしまえば住み着いたコウモリを様々な方法を使ってまずお家から追い出します。
追い出したところで侵入できるところを可能性含めてすべて処理していきます。
施工が終わりお家のどこからも入れないようになってからもコウモリは元居たお家に何とか入れないかと戻ってくるのです。
これはハトの習性と似ていますね。
多く居るコウモリは保護されている動物ですので殺すことが出来ません。
ですのでしっかりと追い出ししたコウモリは生きております。
そのコウモリが夜な夜な帰ってきては侵入口を探しては入れなければ夜明けに仮住まいに帰っていくという行動を繰り返します。
コウモリは戻ってくる動物なのでしっかりと知識と経験を持って対処が必要です。
様々な現場を経験として蓄積している私たちでも毎回驚く発見があるものです。
自然相手は奥が深くて興味が尽きることがありません。
もうすぐ梅雨も明けると思いますがこれ以上の被害を出さないことを切に願いながら今週も安全を心がけがんばります。