稲刈りが終わり、収穫した米を保管している時期です。
そこで問題となるのがネズミの被害。
日常生活の中でネズミを見かける事はあまりないと思います。
頻繁に見かけるようになるという事は
相当数のネズミが生息している可能性があります。
その中で特に問題となるのがクマネズミという種類になります。
主に雑食性ですが、種子類を好んで食べます。
倉庫に保存している米やトウモロコシ、家畜の飼料など大量に保管している場所では、
常にエサがあり外敵からも身を守れるので人家に比べ一生息しやすくなります。
繁殖期はピークは春と秋で、室温など環境が良ければ年中繁殖します。
運動能力は高く柱を垂直に登り、天井裏や壁の中など狭くて暗い空間に潜んで生活します。
クマネズミは基本、トイレの場所は決めず移動しながら排泄するので至る場所にフンが散乱します。
特に普段動かさない資材や道具、箱など人の目に付かない場所が拠点となり
糞尿により汚されている事が非常に多いです。
クマネズミは警戒心が強く頭も良いので、人気が無くなった頃合いを把握し活動する動物です。
対策をしてもなかなか収まらないのは繁殖力の高さも関係し、
ネズミの駆除は非常に難しい作業ですが、良い結果を出せるよう取り組んでいます。