おはようございます。
日東防疫㈱広島営業所の釜田です。
めっきり寒くなってきました。
朝晩には暖房が必要になり、暖かく感じられるのは昼下がりの陽だまりぐらいになりました。
虫などの害虫の被害が終息してくるのがこの季節ですが、増えてくるのが、ネズミやイタチなどの被害です。
秋から冬にかけて、ネズミが侵入してきて困るという相談が多くなります。
家に侵入してくるネズミは主にドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの3種類になります。
大きさはドブネズミが一番大きく、クマネズミが中型、ハツカネズミが小型になります。
ネズミは基本的に夜行性なので、姿を見かけることはあまりありませんが、
天井裏などの高所でネズミの気配を感じた場合は、クマネズミの可能性が高いです。
クマネズミは高所で活動しますが、他の種類は基本的に下を移動することが多いからです。
ネズミも寒い場所より暖かい場所でエサがある環境を好みますから、人の暮らす住居は魅力的なんですね。
ネズミの害で困るのは食べ物への被害だけではありません。
電気コードや柱などの木材をかじったりするからです。
歯が伸び続けるネズミは、固いものをかじる習性があるので要注意です。
ちなみに、ネズミの好物というとチーズを思い浮かべる人が多いと思いますが、
ネズミは本当にチーズが大好物なんでしょうか。
答えは、そうでもないらしいということです。
中世の頃から、ネズミがチーズをかじる被害はあったようですが、特別好んでいたわけではないようです。
穀物と同じ倉庫でチーズも保管していたため、チーズも被害を受けたんですね。
アニメーションなどの影響で、ネズミはチーズ好きだと広まったみたいですが、
元々自然界にはないチーズより、穀物や果物の方が好きだという調査結果もあるとのことです。
私も、アニメの影響でネズミはチーズが好きなのだと思っていました。
アニメなどではかわいらしく描かれているネズミですが、
食物被害や健康被害などをもたらす厄介な存在ですので、
放っておかずにネズミのいない住まいにしたいものですね。