おはようございます。
日東防疫㈱広島営業所の釜田です。
日中、陽の下を歩くと暖かく、春がすぐそこまで来ているような気分になりますが、
朝晩はぐっと冷え込み、節分を迎えたものの、まだまだ冬は続きそうです。
この季節、春と冬が綱引きをしているような、そんな気がします。
つい先日ですが、千葉県内の屋外で南米原産のゴキブリ「アルゼンチンモリゴキブリ」が確認されたことが話題になりました。
日本では通称デュビアと呼ばれ、こちらの名前の方が一般的なようです。
このゴキブリは、ペットとして飼育されている爬虫類は魚類などのエサとして輸入されており、
それが野に放たれ、野生化したものではないかと言われています。
日本の気候に適応し繁殖すれば、新たな害虫となってしまう恐れもあります。
ですが、この南米産のゴキブリ、生きた昆虫がペットのエサとして必要な人たちにとってはとても重宝されているそうです。
鳴かない、大人しい、共食いしない、飼育しやすいなど、色々長所があるようで、
何より動きが鈍く、飛んだり壁を這い上がったりしないようなのです。
とはいえ外来種には違いなく、日本の生態系へどのような影響があるか分かりませんので、
逃がしたりはしない方が賢明です。
新たな害虫を増やさないためにも、外来生物の扱いには気を付けたいものです。