日東防疫(株)広島営業所の浜松です。
広島は昨日の日曜日からずっと雨がシトシトと降っております。
お蔭でちょっと肌寒いですね。
そんなこの頃ですが、コウモリはまだまだ元気に活動しております。
12月初旬ぐらいまで動いているのですが平均して10℃ぐらいになると冬眠すると言われていますのでその年に左右されるのです。今年はどうでしょうか?ちょっと今年は早くなるような気がしますね。
しかし、今はまだまだ元気に活動しております。
この前も調査に伺ったお宅でも以前より住着いてしまっていたようで天井裏を調査すると糞の山が・・・
黒く見えるところが糞の山ですね。
ちょっと狭い空間で分かりづらい写真ですが洗面器いっぱいぐらいはありそうです。
確かにコウモリは飛んでいる害虫を多くとってくれるので人間にとって有益(利益)のある獣として益獣指定されている動物ですが・・・
実際住着かれたお宅はそれ以上の被害を被ってしまいますので虫を食べてくれるので大丈夫とはなりませんよね。
私だったら家の天井裏が糞だらけにされてしまうと嫌ですね。
しかも、コウモリはいろんな菌なども持っていて空飛ぶネズミとも言われていますので大変です。
それ以上に問題なのはコウモリはそこにでも入り込んでしまえるところですかね。
空に飛んでいるコウモリは大半が近くのお家に住着いているコウモリです。
コウモリは1㎝あるか無いかの隙間から出入りをしますのでどのお家も入っている可能性は大きいです。
1㎝の隙間は大抵コウモリ対策などをしていないとある物です。お家も空気の流れが必要ですからね。
密封状態ではないはずです。
私たちもお家一軒まるまる調査を行い空気の流れを考えて適切な方法で隙間を埋めていきます。
そうしないとコウモリの被害は止まらないのです。
今では入りしている箇所を塞いだとしてもコウモリからすると入り口が無くなったので他のところを探してそこから出入りしだすのです。ですからいつまでたってもコウモリと縁が切れない状況になってしまうのです。
出入りするところに糞が溜まって行くので糞害が広がって行くことになりますので改善どころか被害悪化ですね。
殺してはいけない益獣のコウモリですから中々一筋縄でいきませんがしっかりと調査をして住着いているコウモリを一時的に居ない状況を作り1㎝あるか無いかの隙間を生態を考慮して塞いでいきます。
出入りできない状況になってから天井裏の糞をお掃除して全体を消毒して初めて安心していただける環境を取り戻せると私たちは考えています。
なかなか難しい事ですがしっかりと責任をもってお仕事をさせた頂いておりますので半端は出来ませんね。
色々な状況がありますので毎回固定観念にとらわれずコウモリの気持ちになって施工をしていきます。
環境も常に変わっているこの頃ですので余計に教科書通りには行かないのが現状ですが結果をしっかりと出していきます。