日東防疫㈱広島営業所の平盛です。

アブラコウモリの活動が活発になり始めました。

先日、そのアブラコウモリの被害がある依頼者宅へ調査に行ってきました。

ベランダや瓦の上にフンが多数落ちている状況。

現在、侵入口となっている軒先から落ちているようです。

天井裏へ入り、再び調査。

断熱材がしっかり敷かれていますので

覗いただけでは形跡が分かりません。

軒先の方へ行き、断熱材をめくってみると

断熱材の下にアブラコウモリのフンがあちこちに。

場所によってはフンが堆積しています。

角の方ではアブラコウモリが隠れています。

アブラコウモリは夜行性で、日没ごろになると

動きだし、明け方まで出入りを繰り返します。

家の前には街灯や川があり、エサとなる小型の飛翔昆虫が生息。

年々個体数を増やし繁殖している状態。

アブラコウモリの侵入を防ぐには

今出入りしている所を塞ぐだけでは収まりません。

家全体が棲み家になっていますので

隙間すべてを塞ぎ対策する必要があります。

フンも病原菌やダニ類の温床になりますので

放置すると健康被害にも繋がります。