おはようございます。
令和4年9月5日月曜日担当の浜松です。
九月に入り朝晩はとても過ごしやすい気温になってきました。
ただ、日中はまだまだ暑く湿度も高い日がありますので体調管理は本当に気を付けないと感じております。
毎年春先から秋口までの間で私たちにとって迷惑となる生物はたくさんおりますがその中でも今回はハチについて少し。
皆さんにとってハチとはどんな存在でしょうか?
平気な方もおられればとても嫌な方もおられると思います。
しかし、ハチをあまり簡単に考えられない方がいい生き物なのです。
ハチの毒で個人差はかなりありますがアレルギーショックを起こします。
ここ近年よく耳にしますがアナフィラキシーショックと呼ばれるショック症状が起こります。
このアレルギー症状が出ると重い場合は命の危険もある症状なのです。
私たちの近くに居るハチで一番危険な種はやはりキイロスズメバチです。
獰猛さで言えばオオスズメバチなのですがオオスズメバチは私たちの近くには余りいません。
木の根元などの地中に巣を作る為、山に作る事が多いですね。
その反面、キイロスズメバチは人家の軒先や天井裏などの建造物に巣を作る事が多いです。
巣もかなり大きくなり私の経験では横幅が80㎝以上の巣を駆除したこともあります。
キイロスズメバチは個体も多く攻撃性も高いですので集団んで人に襲ってくるのです。
そんな怖いハチですが今年は例年と比べると私の知る限りではかなり被害が少ないです。
キイロスズメバチに限っては本当に少ないですね。
ご依頼・ご相談があるハチの種類もアシナガバチやスズメバチでもコガタスズメバチなどが多いです。
昨年がハチの被害が異常なほど多かった為に今年のハチの被害の少なさにびっくりしております。
また、キイロスズメバチも地域やその年によって個体の大きさが違うのですが今年は私が出会ったキイロスズメバチはどれも大きい個体のキイロスズメバチでした。
生きている生き物を相手にしている私たちですので決められた正解はありません。
同じ生き物で10件依頼があれば10通りの答えがあるのです。
今年のハチの被害が少ない事もまた自然の流れなのです。
常にいろいろな状況を想定しながら「~だろう」ではなくて「かもしれない」で行動することを心がけております。
今週は天気があまり良くないようですので段取り良く安全第一で頑張りたいと思います。