おはようございます。
令和4年3月8日火曜日の有森です。
3月に入り暖かい日が多くなってきました。
その代わり、花粉の飛散量が多きなってきたので花粉症の自分には辛い日々が始まってしまいました。
先日は平盛主任とシロアリの調査に行ってきました。
シロアリといえばヤマトシロアリかイエシロアリですが今回はアメリカカンザイシロアリでした。
元々日本にはいなかった種類ですが、建築用の木材や家具の輸入によって運び込まれました。
土の中に巣を作るヤマトシロアリやイエシロアリと違い、加害した木の中に巣を作り蟻道を作りません。
加害は建築下部材だけでなく、小屋組材まで及びます。巣の周辺は空洞になっていますので
被害箇所によっては、耐震強度が著しく低下する可能性があります。
ヤマトシロアリ等と比較すると食害の進行が遅く、住宅にアメリカカンザイシロアリが侵入してから被害の兆候が現れるまでに数年かかると言われています。
また、フンが砂状で加害した木材の近くに落ちていることがあります。
一見するとシロアリのフンとは分かりにくいですが、食害が進むと家屋には大きなダメージとなってしまいます。
早めに対応すれば被害を少なくできますので気になる方は日東防疫㈱広島営業所までご連絡ください。