おはようございます。
10月2日 月曜日担当の亀山です。
朝晩はかなり寒くなってきて、体調を崩しそうで不安なこの頃です。
さて、本日は小麦粉、米粉、穀粉などを扱う場所でよく見かける、タバコシバンムシという虫を紹介します。
まず、大きさですが、1.5~3mm程度の大きさで、大変小さく、見た目は赤褐色の色をしています。
発生時期は4月~10月ですが、暖房などのある暖かい場所だと冬場でも出現することがあります。
成虫の寿命は10~25日ほどと短めですが、繁殖力が高く、メス一匹あたり、50~100個もの卵を産むのでいつの間にか増えている可能性があるので注意が必要です。
気になる害のほうですが、毒があったり、刺したりなどはなく、病原菌を運ぶこともありません。
もし口に入ってしまってもほぼほぼ病気になったりはしないでしょう。
では、どのような害があるかというと、食品関係です。
この、タバコシバンムシは小麦粉、片栗粉、穀物など粉ものや乾きもの系の食べ物を好み、食害します。
ビニールに入っていても包装を食い破って中に侵入し、食べてしまうこともあり、上記のようなものを売っているお店からしたらたまったものではありません。
それ以外にも、一般的な家の畳を食べて穴を開けたりなど被害はお店だけには留まりません。
また、タバコシバンムシが増えてしまうと二次被害として、このタバコシバンムシの天敵であるアリガタバチという蜂を呼んでしまう可能性があり、アリガタバチに刺されてしまう可能性も出てしまいます。
これだけの害がありますが、体が小さく、外から侵入してくるため、侵入を完全に防ぐのは非常に困難です。
本日紹介しました、タバコシバンムシに限らず、その他害虫、害獣の駆除、防除などを承っております。お困りの際は是非とも日東防疫をよろしくお願い致します。