おはようございます。
10月9日 月曜日担当の亀山です。
ここ最近、急に気温が冷えてきて、半そでから、薄手の長袖でを飛ばして分厚い長袖に一気にチェンジしたこの頃です。
さて、本日は初めての毛虫の調査が入って参りました。その対象となった、アメリカシロヒトリという毛虫についてです。
まず、見た目ですが、若齢幼虫時(幼虫の若い時)は黄色の体に、白い体毛があり、終令幼虫時(もうすぐ蛹になる状態)は黒い体に白い体毛がふさふさした状態となります。
どちらの見た目もぱっと見、有毒のチャドクガの幼虫によく似ているため注意が必要です。
違いとして、一番わかりやすいのは、顔付近の色です。
チャドクガはオレンジのような色で、アメリカシロヒトリは黒っぽい色をしています。
そして、害ですが、一見刺しそうな見た目ですが、毒針毛を持たず、人への直接的な害はありません。しかし、住みかとするサクラ、ヤナギ、カキ、プラタナスなどの樹木の葉を食い荒らし食害します。
放置しておくと、瞬く間に巣網とともに食害を広げ、気づいたときには樹木の葉がスケスケの丸坊主になってしまいます。
さらに、エサがなくなるとエサを求めてほかの樹木を求め移動を行ったりもするため、近くの住居の壁についたり、洗濯物に付着したりします。
また、その見た目からチャドクガと勘違いさせたりなど不快な思いをさせる不快害虫の一面もあります。
発生時期ですが、6月~7月と8月~9月までの年2回発生します。
特に2回目の9月ごろの被害が最も大きくなる傾向があります。
この、アメリカシロヒトリの駆除ですが、巣網にまとまっている早い段階での駆除が効果的です。
時間が経ってしまうと分散し駆除しずらくなってしまいます。
本日紹介しました、アメリカシロヒトリに限らず、その他害虫、害獣の駆除、防除などを承っております。お困りの際は是非とも日東防疫をよろしくお願い致します。