おはようございます。
11月13日 月曜日担当の亀山です。
前回の紹介でクマネズミの生態や、特徴などについて紹介したため、本日は、厄介な点や、被害について紹介します。
まず、本種の厄介な点は日本にいるネズミ類の中で、最も知能が高く、さらに警戒心も非常に高い点です。
この能力により、いつもネズミが通る場所にトラップを置いたとしても、いつもと違うものと認識し、トラップを避けたり、近づかなかったりします。
また、毒のエサなどを設置してもトラップと同じく、いつもと違うものと認識し、口にしなかったり、もし、その毒餌を仲間が口にして、死んでしまった場合、これは危ないものだ判断し、口にしないこともあります。
そのため、遅効性の毒餌を使用するなどがありますが、それでもなかなか思うようにいかないのが
そして、本種の被害ですが様々な病原体を媒介します。
色々な汚い場所を這いずりまわるため、体自体も病原菌まみれで触ってはいけないのですが、厄介なのは、通った様々な場所でフンを落としていきます。
このフンにも多くの病原体を持っており、嘔吐や下痢、アレルギー症状など様々な健康被害を発症させる可能性があります。
このフンですが、放置し、乾燥していくと粉々になり、風で舞ってしまい、それを人間が吸い込んでしまったり、食べ物に混入し、呼吸困難や、上記の健康被害が出てしまう可能性があります。
また、屋根裏を徘徊するため、騒音被害や、フンやネズミの死骸による悪臭、ダニなども挙げられます。
まだあります。本種は壁のなかや屋根裏のコード、配線をかじったりするケースもあり、これにより、停電や火災、最悪の場合爆発事故などを引き起こす可能性まであります。
そして、繁殖スピードも早く、この厄介な本種がどんどん増えていきます。
さらに、その増えていく段階で毒餌に耐性を持つものどうしが繁殖を繰り返すことで「スーパーラット」という個体が生まれてしまうことがあり、通常の駆除ができない場合もあります。
このような特徴や被害から、本種を放置しておくのはかなり危険です。
ですが、自分で駆除をしようとしても、なかなか難しいかもしれません。
本日紹介しました、クマネズミに限らず、その他害虫、害獣の駆除、防除などを承っております。お困りの際は是非とも日東防疫をよろしくお願い致します。