おはようございます。
2024年1月15日月曜日担当の亀山です。
本日は少し前に紹介しました、ドバトについての被害の部分とその対策について紹介していきたいと思います。
被害内容ですが、糞害、寄生虫などの虫、騒音などがあげられます。
まず、糞害ですが、洗濯物に糞などが付着し、汚れてしまったり、金属などに付着すると腐食などを引き起こします。
また、ドバトの糞には様々な病原菌が含まれており、糞が乾燥し飛散することで、それを人間が吸引し、感染症などを引き起こす可能性があります。
一番有名なものだと、クリプトコックス症という病気があります。
こちらは、カビのなかまであり、健康的な状態なら深刻な症状になることは少ないようですが、免疫力などが低下している場合、咳、発熱、胸痛、頭痛、嘔吐などの症状が出る可能性があります。
次に寄生虫ですが、こちらはドバトの体についているダニ、シラミなどが、人間を刺し、かゆみ等や赤い発疹などを生じさせる可能性があります。
最後に騒音ですが、主に鳩の鳴き声によるもので、休憩場所にされているならまだ良いですが、営巣されてしまうとかなりの騒音であり、自分の場所だけでなく近所の人にも影響が出るかもしれません。
次に対策ですが、ドバトは鳥獣保護管理法により、許可なく駆除することはもちろん、捕獲することもできません。
なので、飛来、営巣などを防ぐための対策をするしかありません。
方法ですが、止まりそうな場所にネットを設置したり、スパイクやワイヤーなどを設置し、とまれなくすることや、鳩の苦手な忌避剤などを撒くなどの方法があげられます。
ただ、どの方法でも鳩を故意的に傷つけるようなものは鳥獣保護法の方に引っかかってしまうため、鳩が傷つかないようなものを使うようにしましょう。
また、鳩は帰巣本能が強く一度追い払ったり、巣を撤去しても戻ってくる可能性があります。
そのため、一度鳩がいなくなっても、スパイクやネットなどをそのままにしておいたり、糞などを定期的に掃除し、縄張りをはらせないようにすることも必要です。
他にも、許可を取り、自分で捕獲したり、いろいろ大変ですので、業者に頼んで捕獲してもらうという方法もあります。