おはようございます。
2024年1月29日 月曜日担当の亀山です。
本日は前回の続きのハツカネズミの被害について解説します。
見た目はかわいいですが、やはり被害はネズミなだけあってかわいいものではありません。
まず一番危険なのは、病原菌や寄生虫を媒介することです。
嚙まれること、乾いた糞尿などを吸引すること、ハツカネズミの徘徊した場所を触ったり、直接触った手を目や口などに入れるなど感染経路が多く非常に危険です。
感染する病気はサルモネラ症、ツツガムシ症、レプトスピラ症、鼠咬症などがあげられます。
見た目はかわいいですが、見つけても触ったりしないようにしましょう。
次に危ないのが配線や建物をかじることです。
ハツカネズミなどのげっ歯属は歯が伸び続けるため、何かをかじって定期的に歯を削ります。
そのため、建物内に入ったときは配線をかじったり、柱をかじったりすることがあります。
これにより、騒音やかじられた柱の破損、配線の切断などにより最悪火事などにつながります。
次に食害があげられます。
米や、小麦などを好み、袋をかじって破くなどします。
前述したとおり、体にたくさんの菌を持っているため、周りの食べ物や場所に菌が付着してしまいます。
食害にあった食べ物やその周りには注意しましょう。
最後に、その存在による風評被害や、においなどによる不快感です。
飲食店やスーパーなどに出没すると、お客様による風評被害や不快感、さらに食中毒などの原因につながります。
また、ネズミ類はいるだけで臭いがあり、建物内で死骸になったりするとさらに凄いにおいを放ち、これまた大変な不快感になります。
これらの多くの害があるため、ハツカネズミを建物内で見つけた時にはできるだけ早急に駆除、対応することをおススメします。