おはようございます。
2024年2月5日 月曜日担当の亀山です。
本日は前回に続き寒い今、侵入の多くなりやすいドブネズミについて紹介します。
今回は生態などについて紹介していきたいと思います。
まず、外見ですが、家ネズミの中では一番大きく、22センチから26センチほどの大きさです。
体は大きいですが、耳が小さく、尻尾も体より短いのが特徴です。
色は、褐色、灰色のような色をしています。
そしてドブネズミはクマネズミと違い、壁を登るのが苦手で、代わりに泳ぐのが得意です。
なので、下水などからトイレの配管をつたい便器などから現れたり、川や海沿いなどの場所から出没することがあります。
高い場所には基本的に登れず、ジャンプしたりするのも苦手です。
主な生息場所は下水道やゴミ捨て場や川や海沿い、植え込みといった水気や湿気の多い場所を好みます。
逆に乾燥しているところは苦手であり、ここもクマネズミと大きく違う点です。
性格は家ネズミの中では一番獰猛で、人にかみついたり、爪も鋭いため引っかかれてしまう場合があります。
見つけても触ったり、自分で捕まえるのはかなり危ないので注意しましょう。
クマネズミほど頭がよくないため、罠や毒餌の効果が出やすいとされています。
食べ物は肉、魚類が好物です。
繁殖力は高く、二年ほどの寿命のうちに10回ぐらいの出産を行います。
そのため、一度増え始めるとあっという間に増えてしまいます。
ドブネズミを建物の内部などで見つけたら早めの対処が必要となります。
糞でも見分けることができ、クマネズミが細長いのに対して、ドブネズミの糞は太くてまるっこい形をしているのが特徴的です。
ほかのネズミの時と同じく糞を見かけても病原菌を媒介するので触ったりしないようにしましょう。
次回は被害について紹介していきたいと思います。