広島営業所の小川です。
今日は、週末にふと目に着いたニュースからタガメについて少しお話をしたいと思います。
突然タガメ?いいえ。タガメはカメムシの仲間なのです!なので一応、カメムシの話の一部。
タガメとは・・・
タガメ(田亀)は、カメムシ目に分類される昆虫の一種。日本最大の水生昆虫で、日本最大のカメムシ(重要)です。
水田や水草が豊富な止水域に生息し、かつては田んぼを代表する昆虫だったが、農薬の普及や護岸などの環境破壊によって近年その数を急激に減らし、絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に分類されています。都府県によっては絶滅危惧I類、もしくは既に絶滅種に指定している自治体もある様です。かつて個体数が多かった時には、養魚池のキンギョやメダカ等を食い荒らす害虫指定もされていた歴史があります。
先日見たニュースは絶滅危惧種についての話で、駆除を生業としている身にとって関係のない話ではないなと感じました。
タガメが今でも数が多ければ、私たちの駆除対象となっていたのかも気になるところです。
薬品や手法が進歩して、いつの日かハエやゴキブリが絶滅危惧種になることもあるかもしれませんね。
そうなったら、ゴキブリの種を守る為に保全活動をするのでしょうか・・・。ちょっと考えが及びませんが。
色々と思いを巡らせた週末でした。ではまた次回!