おはようございます。
日東防疫㈱広島営業所の釜田です。
少し寒の戻りがあり、天気は良くても風が冷たく感じられる気候となっていますが、
これも一時的なもので、季節は春から初夏の陽気へと移っていくようです。
街路樹や庭木のハナミズキが咲き始めているのを見かけると、爽やかな季節の到来を感じます。
気候はよくなっていくのに、新型コロナウィルスの影響で、私たちは外出もままなりませんが、
野生動物たちは活発に活動しています。
小さな飛翔昆虫などは自宅でもよく見かけるようになりました。
今季初めての蚊も出現しました。
慌てて虫よけ剤を買ってきましたが、今年は暖冬の影響か、活動が早まっているような気がします。
そして、今、テンが出産のシーズン真っただ中のようで、天井裏などで子育て中のものが多くいるようです。
テンはイタチの仲間ですが、イタチより体が大きく、体毛の色が違います。
私たちの身近にいるニホンイタチとチョウセンイタチはよく似ており、
茶色の体毛で顔が黒っぽく、口元は白い毛をしているのに対し、本土に生息するホンドテンは夏毛と冬毛があり、
夏毛の時は体毛は黒っぽく、胸元が明るい茶色のような色をしていますが、
冬場は黄色の体毛に顔の部分が白くなるので、キテンと呼ばれています。
今の時期だと子育て中のキテンが天井裏などで巣を作っています。
外出自粛要請で家にいる時間が長くなっていますので、
天井裏でのバタバタ音が耳に触る人も多いのではないでしょうか。
物音だけでなく、テンについたダニやノミなどが増える可能性もありますので、
気になる場合は一度ご相談くださいね。