おはようございます。
日東防疫㈱広島営業所の釜田です。
秋も深まり、紅葉が山の方から始まっています。
朝晩は冷え込むようになり、日中も気温がさほど上がらなくなってきました。
そろそろ、虫や一部の動物の活動が鈍くなってくる季節となりました。
スズメバチやアシナガバチなどは、越冬する女王バチ以外は死んでしまいますので、
姿を見かけることはなくなりそうです。
家の天井裏や壁の隙間などで生活するアブラコウモリも冬眠し始める時期ですので、見かけなくなります。
アブラコウモリは冬眠して冬を越すので、
見かけなくなったからといって、いなくなったというわけではありません。
アブラコウモリの繁殖は特殊で、冬眠中に交尾をするのですが、
実際に出産するのは夏という、変わった繁殖の方法をとっています。
エサの多い夏に子育てできるよう、よくできたシステムになっています。
ということは、天敵が少なく、安全な住処のある市街地で暮らすアブラコウモリは、
毎年増えて行ってしまう可能性があります。
コウモリの数が増えれば、フンや尿などの量も増えるので、家が傷みやすくなります。
冬眠している冬の間は追い出すことが難しいですので、コウモリの被害に悩まされている場合は、
冬の間に対処の方法など考えてみられてはいかかでしょうか。