気温も高くなり10℃を超えて来ていますね。
(朝晩は10℃下回る時もありますが・・・)
10℃以上気温が上がってくると昆虫たちが活動してきます。
昆虫と言えばムカデも含まれますよね。
この前、アナグマの防除作業中で床下を殺虫消毒した時後に作業中、何やらうごうごともがく奴が
ムカデが悶絶しておりました。
冬眠から目覚めたムカデは、腹ペコですのでなかなか攻撃的です。
クモやゴキブリなどの昆虫も目覚めてきますからそれらを狙って家屋に侵入してきます。
ムカデはちょっとした隙間から侵入してきます。
基礎部分から床下に入って壁の隙間や畳の隙間から居住区に入ってきます。
また、天井裏にもクモやゴキブリ・カメムシなどが居ます。
これらの昆虫がいるという事は~当然これらを狙って天井裏にも入ってきます。
壁などを登って瓦の隙間などからも侵入しますし、床下から壁の中を通って天井裏に来ます。
つまり、彼らからしたらいない場所はないという事ですね。
ムカデ駆除の工程は、大きく分けて3工程です。
屋外の敷地内に液体の薬剤で全体的に消毒していきます。その時建物もしっかり消毒しなくてはいけませんね
(彼らは意外な所に潜んでいますから)
その次に建物内の消毒です。液体を直接まくわけには行きませんから空間消毒を行います。
天井裏から居住空間そして、床下と建物の内部を隅々と消毒していきます。
(なぜなら、どこに潜んでいるかわからないので徹底的に消毒していきます)
最後に、ムカデは歩行してきますので消毒した外から歩いて侵入してきますので、予防の為、建物の周りに薬剤を三部してバリアしていきます。
よく質問されますが薬剤を散布した後どのぐらい効果が続くのか聞かれますが、今のお薬は残効性は少なく紫外線で分解・無害化されてしまいますので薬剤がいつまでも効果を発揮することは望めないのです。
その為、バリアは欠かせないですね。
その他、床下に楽に侵入できない様に閉塞施工なども行う事は有効な事ですね。
こんな感じでムカデ駆除をしっかりと行ってきます。
ここまでしっかり行っても、先に言ったように歩いてきますので、環境によって様々ですがいつかは再度侵入してくることは考えられますので、状況によって、多い地域では年2回もしくは、毎年など何度か駆除しないといけないこともあるのです。
やはり生き物はその場その場で動きも変わりますので難しいですがしっかりと対応して行きます!!