日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

ムカデとヤスデの違い。

日東防疫㈱広島営業所の平盛です。

まず、ムカデヤスデの共通点は石や鉢の下、

花壇の土の中など日陰でジメッとした場所を好んで生息しています。

違いは、生殖口の位置や体節あたりの歩脚の数など様々な点があります。

またムカデが肉食性であるのに対し、ヤスデは腐植食性で毒のある顎を持っていません。

ムカデの場合、顎で体表の毒腺から液体や気体の刺激物を分泌する種が多いですが、

すべての種類が毒物を出すわけではないようです。

しかし、

ヤスデの体液には青酸カリ・キノン・トルキノンなどの有毒物質が含まれており

素手で潰したりして皮膚に付着すると

障害をおこす場合があり誤って口に入っても危険なのです。

刺激を受けるとダンゴムシのように体を渦巻状にまとまって円盤のように丸まります。

予防対策として、

日光や乾燥を嫌うので家屋周辺にある雑草は除草し、

廃材やがれきなど不要な物は処理、

落ち葉を捨てるなどの清掃を行いヤスデが生息しにくい環境にします。

ただ、ミミズやヤスデなどの大型土壌動物は

土壌の有機物や枯葉とそこにつく菌などを主に食べています。

そして土壌へ養分を多く含んだ糞を供給することで

土壌中の養分量を増やし樹木の成長を支えています。

つまり、植物にとって良い土を作ってくれているので

生活に影響がなければ

ヤスデの生息域の確保をして共存という選択もあっても良いでしょう。

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