日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

養鶏場のネズミ

おはようございます。広島営業所の小川です。

様々なところでネズミの駆除を行っている我々ですが
民家や飲食店だけでなく、農場や工場倉庫等でもネズミの駆除を行っています!
なかでも、農場では・・・生き物を飼育する環境の性質上
非常にネズミの繁殖しやすい環境でもあります!

今回はその中の一つ、養鶏場でのネズミについて!!

養鶏場ではご存じのように、鶏を飼育されています。
鶏舎の場所は様々ありますが、自然の多い所で飼育されている場合が多くあり、もちろん周辺には野生のネズミが生息しています。
そういったネズミたちが、鶏舎という安定した環境を本能的に求めているのか・・・
わずかな隙間や搬入の隙をついて侵入してくるのです。

鶏舎では、温度が一定に保たれて夏の暑い時期や冬の寒い時期の鶏を守っています。
また、鶏のエサや水分が豊富にあります。建物も大きく、人の目の行き届き難い個所も多々・・・・。
この要素だけでネズミの好む環境だとお分かりになりますでしょうか。
鶏舎では特に、高低差がある建物が多くクマネズミの侵入がよく見られます。野外に多く生息のあるハツカネズミも排水部や鶏舎の下回り等から侵入してくることもしばしばあります。いずれも目の届かない場所に居着き、繁殖する可能性があり危険なことに変わりはありません。


これは、抜け落ちたニワトリの羽を集めて巣にしています。
この巣の中から・・・

生まれたてのネズミが出てくることも・・・!
この時は夏場であり、クマネズミの繁殖期でもある為に計10匹もの子供が生まれていました。整った環境下であればネズミの繁殖力はすさまじいものが!
まさにネズミ算的に増えていくわけであります。

また、鶏舎では壁が二重構造になっている建物があることもあり・・・

ちょっとわかりにくいですが、こうして壁の中を行き来できる空間があります。この写真は、壁の中でネズミが糞尿をしたことにより壁自体が朽ちて穴が開いてしまっている写真です。
こうした場合には、壁を開口して内側へ駆除の施工を行ったりします。
生息の箇所や原因を突き止めなければ、直接的な駆除へつながりにくいものです。

ネズミの侵入がない鶏舎もあります。ただ、ネズミは新しい穴を齧ってあけたりしますので、侵入のない鶏舎も油断できず・・・。
しっかりと予防対策をしていくことが非常に重要です。

ネズミの駆除はケースバイケース。
私も、常に新しい引き出しを用意しつつネズミに立ち向かって行きます!

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