日東防疫 広島|イタチ、コウモリ、ムカデ、ハト、ネズミ対策や害虫駆除

ネズミのフンの区別

日東防疫㈱広島営業所の平盛です。

今週は大分県の日東防疫㈱別府本社で作業しています。

先日の定期管理を行っている現場でマンホール内を殺虫消毒すると、

ワモンゴキブリ

下水にはかなり潜んでいます。

マンホールから殺虫薬剤を噴霧して駆除。

下水などの場所は外からの侵入を完全には止められませんので

定期的な殺虫が必要になります。

さて、今回のテーマはネズミフンについて。

家の中にネズミが侵入している形跡の一つになります。

ネズミの形跡はラットサインという呼び方をします。

ラットサインは他にも通り道に体が擦れることで皮脂がつき黒ずんだ跡、

足跡、食べカスの歯形などあります。

フンの話に戻りますが、まずフンの特徴。

ドブネズミは大きさが約10mm~20mm。形はほぼ同じで丸みがあります。

クマネズミは大きさが約6mm~10mm。形は細長くバラバラの形状です。

ハツカネズミは大きさが約4mm~7mm。形は小さく端が尖っています。

また、ハツカネズミと見分けが付きにくいのがゴキブリフン

ゴキブリフンは大きさが1mm~3mm。小さく丸みがあります。

台所の残飯やシンクの下などに黒い粒が多く転がっていたら

ネズミではなくゴキブリが発生している可能性があります。

小さいので区別はつきにくいですが、丸みがあればゴキブリ駆除の対策をしましょう。

フンを見つけて掃除をする際、素手で触るのは危険です。

ネズミフンには多くの病原菌がいる可能性があります。

その病原菌の中には、治療法が見つかっていない病気もありますので

素手で触らない、ホコリを吸い込まないようにしましょう。

掃除の後は消毒を必ず!

また、フンのある場所からも種類が判別しやすい事もあります。

水回りなど湿気のある場所にあればドブネズミの可能性があります。

柱を登ったりする能力は低く、ほとんどは地面に落ちています。

ハツカネズミは乾燥に強く高い場所にも上ります。

紙や段ボールを巣材とする習性がありますので倉庫や物置に落ちている事があります。

クマネズミは運動能力が高く垂直に柱を登れます。

生息域は主に天井裏や壁の中など。

これは巣材となるものが天井裏に敷いてある断熱材を利用する為です。

ネズミは基本的に警戒心の強い生き物ですので

人の気配があれば姿を見せません。

逆に見かけるという事は相当数の個体が潜んでおり

生息域からあふれている事も考えられます。

ネズミがいればイタチなどの他の害獣を呼ぶ引き金にもなります。

早急な対策が必要です。

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