実はユスリカは水質状態を教えてくれています
ユスリカの幼虫「赤虫」は水中の汚れを食べて大きくなります
成虫になって水から飛び立つことで
水中の汚れを持ち去り、水質の浄化に貢献しているのです
つまり、赤虫が大量発生するという状況は
水質悪化が進んでいたり、生態系のバランスが崩れていたりという
本来の自然環境が壊されているという
危険信号としてとらえることができます
人を刺し吸血することはありませんが
存在が不快という以外にユスリカの死骸は
アレルギーを引き起こす原因になることがあります
また、大量に発生するうえに蛍光灯などの照明の光(紫外線)などに寄ってくるので
家の中に入ってくることがよくあります
対策として照明を紫外線の少ないものに変えたりするのが効果的です
また、防虫用の蛍光灯などを使用するか
照明にかぶせる紫外線遮断カバーを取り付けるなども効果があるようです