ご家庭の台所やトイレといった水回りに
蝶のような羽を持った小さな虫を見かけませんか?
コバエの可能性があります。
そのチョウバエは排水管に付いたヘドロ、
トイレの槽など有機物の蓄積する場所に発生します。
刺したり吸血したりといった行動はありませんが、
生息している場所が汚染されている所ですので
大腸菌などいろいろな細菌を持っている可能性があり、
食品にとまったりすると
食中毒等の原因にもなります。
外から飛んでくるものは完全には防ぎきれませんが
繁殖の予防をすれば長期間の問題にもならず済みます。
台所であれば排水口のヌメリ、残飯をしっかり取り除く、
水の流れが無い場所の水気は拭き取る、
排水管等、手の届かない場所は洗浄剤などで洗い流すなど.
チョウバエは卵から成虫になるまで、約2週間という成長スピードで
成虫後10日から15日間生きます。
その間に産卵し、サイクルします。
ちなみに卵が産まれてから2日後には孵化し幼虫になります。
孵化や産卵は気温などの環境により日数が変化しますが、
侵入・産卵後の対応が重要となります。
家事や仕事をしながら、毎日の掃除というのは
非常に大変です。
しかし、害虫の存在は健康被害に繋がる可能性がありますので
こまめな清掃が大切になりますね。