おはようございます。
令和4年11月14日月曜日担当の浜松です。
11月中旬になろうかとしておりますが・・・
暖かすぎませんか?
福岡の空にはまだ元気いっぱいにコウモリが飛んでおります。
ここ数年は12月突入しても活動していることもありますが・・・
ハチのお問い合わせも随分と少なくなりましたがまだご依頼があります・・・
先週もご依頼があり調査に伺うと天井裏にま~見事なキイロスズメバチの営巣が!!
横の直径が60㎝はあったと思います。
働きバチも結構いてなかなかの格闘をいたしました。
真夏のハチとの格闘はハチだけではなくて熱中症と脱水症状との戦いでもありますが秋口はかなり楽になりますね。
それでも天井裏でのハチとの真剣勝負ですので作業着のツナギやTシャツはびちゃびちゃになっちゃいましたけどね~
そんな紅葉がきれいになりつつあるこの頃ですが季節の変わり目は色々な動物がせわしなく動きます。
そんな慌ただしい自然界ですが本日はイタチについて少々~
さて、皆さんイタチと言う動物をご存じでしょうか?
イタチはとてもかわいらしい動物なんですよ
ペットでフェレットと言うイタチの仲間がいますがよく似ています。
以前わたしはこのフェレットを多頭飼いしておりましたが本当にかわいかったですよ。
イタチ類は非常に賢い動物なんです。
西日本にも多くイタチは住んでいて在来種のニホンイタチと大陸から来たチョウセンイタチが多いですね。
西日本ではイタチ類としては他にはテンと言うイタチの仲間もいます。
幅広くは分布しておりませんがハクビシンなども名前は有名ですね。鼻筋に白いラインが入ったやつです。
テンもイタチほどは多く生息はしておりませんがハクビシンは名前が大きく売れておりますがどこにでもいる動物ではないのです。ただ、近年は生息地域を拡大しているようですが・・・
私は実際には四国でしか生息を確認していないので実感はないですが・・・
まぁ~ハクビシンはイタチ類ではないですが・・・
日本に生息する唯一のジャコウネコ科なのです。しかも、外来種なのだそうですが・・・いつ頃に日本に来たかは諸説あるようです。
(もともとは本州の東半分と四国に生息していて北海道でも局所的に居たようです)
(外来種と言う事も実は諸説あるようです)
ちょっと脱線してしまいましたがイタチに戻りますね。
外が涼しくなるとイタチ類は暖かい所と安全を求めて人家に近づいてきます。
ちょっとした隙間があればイタチ類は侵入してきます。
ちょっとした隙間とは猫と同じように頭が入る隙間なら入れるのです。
ニホンイタチのメスが一番小さいのですが五百円玉ぐらいの隙間があれば侵入できますのでなかなか厄介な奴らですね。
そんな動物が自分のお家の天井裏や壁の中でゴソゴソしたりドカドカと動き回ったらどうでしょう!!
精神的に辛いですね。しかも夜中や明け方にこれをされると睡眠妨害をされてしまいますね。
本当に耐えれない状況になります。
ここでやっと出てきましたが夜中や明け方に動くケースが多く報告されています。
やはり夜行性なのでしょうか!!
と言うふりで来ると実は夜行性ではないのです~!!ってなりますよね
そうです。実は夜行性では~・・・ないのです
夜行動する方が安全であったり狩りをするのに都合が良かったりするのでよく夜に動いておりますが夜行性ではないのです。
日中にもがっつり活動しております。
あまり目立たないだけなのです。
なぜならイタチ類の天敵は猛禽類なので側溝などに隠れながら移動したり私たちと一緒で夜中にしっかりと動いてしまうと眠いですよね。
夜型の人は日中に睡眠時間をとっているのと同じことです。夜活動すると眠いので日中寝てしまっています。
という訳で決してイタチ類は夜行性ではないと言うのが正解です。が、夜活動る事が多いです。
10月11月あたりから人家に侵入してきて年明けから初夏にかけて出産時期になります。
(イタチ類でも種によってちょっとずつ時期がずれます)
天井裏で騒音や排泄物被害やせっかく快適の為にある資材の断熱材がボロボロぐちゃぐちゃにされてしまうとショックで怒りさえ覚えると思います。
かといってなかなかイタチ類の知識などを理解していないと対処も難しいのが現状です。
私たちも日々変わる自然環境にいち早く順応する自然動物相手ですので負けじと順応してその場その場の被害状況に対応しております。
自然動物に負けない様に今週もしっかりと安全第一を心がけて頑張りたいと思います。