おはようございます。広島営業所の小川です!
今日はイタチについて
イタチがどうして屋内へ侵入してくるのか・・・
イタチはもともと、というか当然のことなのですが自然の中を拠点に生活していました。
主に、水辺へ集まる小動物等を捕えるために河川や沼の近くに穴を掘ったりして生活していました。
洞窟の中や木の洞などの自然にできた空間を利用することも多くあります。
この自然に元々ある空間を利用するという習性が、家屋へやってくる理由の一つでもあるわけです。
ただ、河川や洞窟等は自然の中にあるものですから、必然として環境の影響を受けやすいのです。
大雨や洪水で河川や沼の増水や氾濫、猛禽類やその他大型獣による捕食の危険性。
そういったことから逃れる為に、さらに安全な環境を求めて家屋へやってくるケースも理由の一つです。
人家の天井裏では大型獣や猛禽類等の侵入はまずみられず、追われる心配がありません。
また、ネズミや昆虫類が元々天井裏に生息していることも多くそれらはイタチの餌となります。
近年では、天井裏へ断熱材等の暖かで巣材となるものが敷いてあるため・・・
ますます住みやすい安全な環境=家屋となってきている状況です。
外敵から襲われず、餌も近くにあり、巣材がある環境の良い住処
イタチとしては選ばない理由がありません。
生きるために奮闘しているイタチの習性と知恵の結果というわけです。
・・・とはいえ、住処にされる側からすれば至極迷惑な話。
走り回る音、糞尿の匂い、ダニやノミ等の持ち込み・・・
皆様の家屋は常に狙われているということでしょう。
すでに侵入を許しているかもしれません。
中々共存は難しいので、侵入を防ぐこと、出て行ってもらうこと
これがベストだと思います。
自然は厳しいということです。