おはようございます。
日東防疫(株)広島営業所の浜松です。
ここ最近、天気がコロコロと変わりますね。
春先は何かとイベントが多いので天気がコロコロと変わると準備が大変です。
そんなこの頃ですが、今日は少しシロアリについて載せてみたいと思います。
シロアリと言えば家を食べてしまう忌々しい昆虫ですが、一言でシロアリと言っても種類が複数いるのをご存知でしょうか?
日本には、18種のシロアリが記録されているのです。
そのうち、問題があるのはイエシロアリとヤマトシロアリ、アメリカカンザイシロアリとダイコクシロアリの4種です。
今回は、イエシロアリについて
有翅虫の体長は6.5〜8.5㎜、頭部は褐色で体は橙黄色、翅は黄色で透明なのです。
兵蟻は体調4.5〜6.5㎜、体は卵型で頭部は黄色です。
職蟻は体調約5.0㎜で橙淡黄色です。
そして、女王は体調30ミリに達する個体もあります。
1コロニーの個体数は最高100万匹にもなるそうですので、加害の規模、範囲も大きくなりますよね。考えただけでも恐ろしいです。
イエシロアリは巣の加工能力に優れて王室を中心として同心円状に多数の小室を持つ規模の大きな巣を作るようです。
個体が多い上に、水を運ぶ能力があるので、長い蟻道を造ることも可能で、木材を湿らせながら加害していくので、被害が建物全体に及ぶこともある。
また、巣からの距離も100mも離れていることもあるそうです。
有翅虫の群飛は、6〜7月の夕方に多く、数万の個体がいっせいに飛び出すのです。
有翅虫には走光性があり、街灯や門灯など灯火に飛来してきます。
ここで王と女王が対になって新しい巣を作り始めます。
イエシロアリは、比較的低温に弱く、1月の平均気温が4℃、最低気温0℃以上の地域に生息可能で、太平洋、瀬戸内海沿岸では増槽半島の先端部から沿岸沿いに山口県西部を結ぶ全より南に分布しているようです。
伊豆七島、小笠原諸島、南西諸島にも分布しているようですが、近頃は神奈川県や千葉県の内陸部まで分布が広がっていると言われています。
気温の変化で生態も少しづつ変化して自然界も変わっていくのでしょうね。
私自身も常に変化出来る様に柔軟に行きたいものです。