おはようございます。
令和4年10月31日月曜日担当の浜松です。
本日で10月が最後となります。
一気に涼しくなり冬を感じさせる秋模様が続いております。
日中はまだまだ暖かくたまに日が暮れても暖かい日はありますが冬がすぐそこまで迫っております。
基本的に私自身はあまり冬は得意ではありません。
寒いのが大の苦手です。
そんなこの頃ですが先週末はハロウィンだったようですね。
私はあまりハロウィンになじみが無いのでいつもピンときませんが・・・
韓国では大変な惨事になってしまったとか。
日本でも数年前に花火大会の時に同じような事故が起こったのを思い出します。
事故は色々な条件が重なり起こってしまいます。
私も普段から重大な事にならない様に気を引き締めて行動したいと思います。
しかし、問題が発生した時にどの様に行動していくかがまた重要と思いますので改めて考えていきたいとおもいました。
私たちのお仕事で言えば生き物によるいろいろな被害ですね。
今回は長崎県の東彼杵郡でのコウモリ防除施工中に別の生き物による被害が発見された事例です。
その別の生き物が「イエシロアリ」です。
大切なお家を食べてしまうシロアリですが一言でシロアリと言ってもいくつも種類が居ます。
西日本で多く被害を出すシロアリは「ヤマトシロアリ」と「イエシロアリ」です。
どちらかと言うと「ヤマトシロアリ」が多いでしょうか。
しかし、被害が大きくなるのは「イエシロアリ」です。
基本的にシロアリは湿気た木材を食害していきます。
「ヤマトシロアリ」は元々湿気ている木材を食害していきます。
一方「イエシロアリ」は自分たちで水分を運んで木材を湿らしながら食害していくのです。
なんとなくイメージしていただけるとゾッとしませんか?
元々問題がある所に被害が出るのではなく問題箇所に加えて問題の無い場所にもせっせと水を運んで被害を広げていくのです。
ですから「ヤマトシロアリ」の被害箇所は多くは床下が多く面での被害がほとんどです。
しかし、「イエシロアリ」は自分で水分を運びますので上下左右に水を運んで被害を拡大していくのです。そうです面ではなく立体に被害を出します。
ですので、一階の床下だけではなく壁の中や2階の床下や天井裏にも被害が広がってお家全体に広がっていることが多いです。
「イエシロアリ」は沿岸部に多く生息しているシロアリとなりますので沿岸部にお住まいの方でシロアリが疑われる場合は注意が必要ですね。
シロアリ被害が疑われる場合はなるべく早く対処をお勧めいたします。
どの様な生き物の被害でも早めの対応が必要となりますがシロアリは物理的にお家を食べてしまいますので・・・
長く放置していると大切な木材(土台や柱など)がスカスカになってしまい最悪危険な状況になりかねません。
そういえば私がまだ幼少期に祖父のお家に親戚一同集まったお正月でした。
記念にみんなで写真を撮ろうと言う事になったのですが・・・
大体想像がつくとは思いますが・・・そうです畳の床が抜けてみんなでドッキリのように落ちました~
何が起こったのか一瞬わからなくなりましたが一階であったと言う事と誰もケガをしなかったので笑い話で終わったのを思い出しました。
しかし、シロアリ被害を知っている現在の私はゾッとします。
抜けた床が2階だったら・・・構造的に大切な部分の食害であったなら・・・
大変なことになっていたと思います。
祖父のお家は本当に古いお家でしたので色々な問題はありましたが・・・
なんにしても基本的にシロアリは見えないところで被害を静かに拡大していきます。
人間で言うと癌みたいなことに例えられるのでしょうか。
気が付いた時には大変なことになっているのです。
大切なお家ですので定期的なシロアリ予防をお勧め致します。
気になる事などありましたら日東防疫㈱のスタッフにお気軽にご質問してください。
しっかりとお答えしていきたいと思います。
年末年始が見えてくる時期ですので早め早めの行動であわてない様にしていきたいです。
今週も安全第一で頑張ります。